むやみやたらに、多浪するのが正しいわけではありません。経営でもリスクヘッジするのが当然です。

医学部受験をして、合格する可能性はどれくらいあるのでしょうか?国公立は言うまでもなく、私立医学部でも、今では1校につき、3000人以上が受験するような時代になりました。世紀合格、補欠を入れても、最大に見積もっても300人程度でしょうか?世紀が合格して、補欠に回ってくると言っても、昔のように、ほぼ全ての補欠者に合格が回ってくるわけではありません。全く回ってこない年もあります。これは一つには、正規合格の大半は国公立合格生で、彼らの全てが昔は私立を蹴っていたのですが、国公立に合格しない場合、あるいは遠方の国公立の場合は、特に女の子の場合は、親が地元の私立大学へ進学するのを望むようになったためでしょう。実際に遠方の国公立に通わせるよりも、地元の私立大学に親元から通わせた方が、費用的に安くなる場合があります。昔のように、一律こ国公立に行くという時代ではなくなったのです。開業医の子息は、その意味では、非常に大きなリスクにさらされていると言えます。

 

経営では、リスクヘッジ(risk hedge)と言って、事業を起こす場合に、そのリスクを回避、あるいは最小化するようにします。医学部受験するのは、結構なのですが、医学部受験には、ほぼ浪人するという条件がつきます。当然浪人には、何浪まででできるか、という限界があります。医学部に合格すればよいのですが、もしできない場合はどうしたらいいのか?ということを、受験する場合には、考えておくべきです。多浪になってしまった場合には、合格するのが、非常に難しくなりますから、当予備校では、仮面浪するのを、お勧めしています。仮面浪人することにより、リスクを最小に減らすことができます。実際に、当予備校の仮面浪人も、浪人歴が極端でなければ、合格する%が高いのです。それは当然で、御1人で受験勉強をしている場合と、予備校のサポートがある場合では、全然学力に違いが出てきます。特に当予備校のように、学校の勉強の指導もするとなると、効率性から考えても、非常に高いものがあります。