医学部の多浪と再受験
多浪(=4浪以上)での医学部受験は非常に危険です
現在医学部の難化が止まりません。当然、多浪が増加しています。4浪以上の受験が当たり前になっています。しかし彼らの中で、多浪のリスクを正確に把握している方はあまり多くありません。合格が非常に困難になるばかりでなく、もし医学部に入れない場合、人生を台無しにする可能性があります。
もし4浪以上になってしまったら、他学部(薬学部がお勧め)に進学し、休学しないで勉強しながら、医学部受験を続けるべきです。医学部に合格すれば、大学を辞めればよいのです。これが最も合理的&安全な多浪の医学部合格法です。当予備校は、大学&医学部受験の学習の両方を指導して、最も効率的に医学部への合格のお手伝いをします。
多浪のリスク
多浪をとりあえず4浪以上と仮定しましょう。4浪以上になると、入学可能性が極端に下がります。藤田保健衛生大学でも、昔は多浪に優しい大学と言われていましたが、数年前に多浪は入学させない方向に転換しました。4浪以上で、浪人生活を続けても、合格可能性が著しく低い状態で勉強を継続していくことになるわけです、。極端な話10浪などという方も出てきました。
医学部に合格できなかったら、何がまずいのか?
医学部受験は、ある意味、浮世離れした世界です。通常、会社で雇用されるサラリーマンの世界では(特に一流企業では)、2浪までが入社できる条件と言われています。
2浪以上になってしまうと、先輩、後輩関係が逆転してしまい、歳上の方が部下になってしまいます。企業にしたら、そんな人を積極的に雇用し、正社員にするはずがありません。どこの企業でも相手にされず、「非正規→ニート→引きこもり」という図式も濃厚です。親の大きな負担となり、最後には親の貯蓄を食い潰してしまい、親が死んだら、生活できなくなってしまう、という可能性もあるのです。
「仮面浪人」を勧めますが、ではなぜ「仮面浪人」にはよくないイメージがあるのか?
従来にも「仮面浪人」は医学部受験には、一定数存在してきました。
国公立の薬学部などでは、ご自身で勉強して合格する力があるため、一定の数を出してきたのですが、大多数はご自身の学習のみで合格できるほど学力が高くない私立医学部受験の方です。
さらに医学部受験を継続する環境(教室、仲間など)が失われてしまうため、勉強を継続するモチベーションを継続することが著しく困難になり、当然合格率が低くなってしまう仕組みでした。当然、仮面浪人の評価は高くありませんでした。それは構造的な問題があったからであり、別に多浪になり、他大学に入学すること自体が悪いわけではないのです。
では「仮面浪人」するならどの学部がいいのですか?
生命科学系の学部がお勧めです。特にお勧めは、薬学部が狙い目です。
薬学部ならば、最悪医学部に合格できない場合でも、薬剤師になることで、安定的に食べてゆくことができます。さらに生命科学系の教科が、多くの医学部の編入試験での教科となっているからです。
逆に歯学部はお勧めする事があります。
残念ながら、仮面浪人で、私立医学部受験の方には、自力で要領よく、学部&医学部の学習の両方を進めていく能力が足りません。完全個室個別指導で、医学部受験を知り尽くしたプロ講師の指導のもとで、確実に学力を積み重ねていくこと・・・。これが最も確実な方法であることは、当予備校の実績が証明しています。
今仮面浪人して薬学部に通っています。留年しそうです。大学の勉強は指導してもらえますか?
もちろんです。大学の授業の進級支援+医学部の大学受験指導を実施します。
大学の授業の進級支援をすることで、スピーディに勉強を片付けることができ、さらにはいい成績を取ることで、
さらに医学部にアピールすることができます。